室内のマシントレーニングで愛用している走一郎(レイダックRD-6)は購入して30年を越え、最近ペダリング時に空回りするようになりました。
原因としては、リアハブのフリードボディ内の爪が摩耗しているか、スプリングが折れているか、グリスが劣化して爪の動作が悪くなっているか、などが考えられるので、スプロケットやフリードボディを外して確認したところ、フリードボディ内にすべての機構が内蔵されていて状態が分からず修理もできないことが分かりました。(写真は、リアハブのフリーボディ)
ということで、OLD130mmのリアホイールを購入し126mmに改造することを考えました。
SHIMANOのリアホイールWH-R501は価格的にも手頃だし、リアハブのスペーサー「左軸間座」は厚さ7mmなので、これを3mmに取り替えれば、OLDを4mm短く126mmにすることが出来ます。また、HGのスプロケット8速/9速/10速に対応し、スペーサーを入れれば現在の7速スプロケットも使えます。(写真は、WH-R501のリアハブのスモールパーツ図)
WH-R501の左ロックナットユニット(Y2TA98030)の左軸座間は、内径が10mm、外径が17mm、厚さが7mmなので、3mm厚さの左軸座間を探しました。左軸間座3mmで検索したシマノスモールパーツY20R02100(実測値は内径11mm、外径17.5mm)とM10(実測値は内径10mm、外径16mm)ワッシャーを購入しました。写真の左側が左軸間座3mmで、右側がM10ワッシャーです。
左軸座間3mmに交換した後の写真です。左軸座間が7mmから3mmになってギア1枚分(7速から8速)スプロケットの幅が広くなりますが、歯数が低い分にはチェーンの位置は変わらないので特に意識する必要は無いと思います。
また、軸座間の役割はスペーサーなのでM10のワッシャーでも特に問題は無いと考えます。
この改造により、レイダックRD-6(愛称走一郎)はまだまだ現役で頑張りますよ。